世界情勢 world affairs 2004 7 9

 世の中、猛暑で、夏物商品が売れて景気がよくなると、喜んでいますが、
これは、単純には、喜べないのです。
 昔ならば、単純に喜べばよかったのですが、
現在、地球環境の破壊や地球温暖化の影響を考慮すれば、
危機感を感じるべきです。
 異常気象が、世界各地で発生すれば、
食糧危機に直結します。
世界で、人口が密集する地域に注意すべきです。
 また、現在、地球で、飲料水として、使える水は少ないのです。
「石油をめぐる紛争」ではなく、「水をめぐる紛争」を警戒すべきです。
 次に、中国についてですが、
中国を、上海などの沿海部だけで判断するのは危険です。
中国を見るなら、内陸部や農村部を見るべきです。
現在のところ、共産党指導部が的確な判断をしていますが、
常に、成功するとは限りません。
 中国が、沿海部を中心とする「東中国」と、
内陸部を中心とする「西中国」に分裂する可能性は、ゼロではありません。
中国の数千年に渡る歴史において、分裂は、よくありました。
貧富の格差の拡大や、異常気象による食糧危機によって、
この分裂の可能性が高まります。
 時々、不思議に思うことなのですが、
異常気象に関する報道が少ないと思います。
これは、混乱が起きないように、意図的に情報操作しているのでしょうか。
 たとえば、ここ10年間の気候変動、あるいは、もっと長期の気候変動、
さらに、世界各地の気候変動などです。
 世界各地の政治的な事件については、豊富に報道していますが、
世界各地で起きている気候の変動や異常気象は、ほとんど、報道がありません。
 一部の専門家が、異常であると指摘すると、
タイミングよく、それを否定する別の専門家の意見が報道されます。
 投資家は、注意すべきです。
専門家には、二種類あります。
「学問的な見地から意見を発表する専門家」と「御用学者」です。
 この前の出生率のニュースを聞いて、
政府の発表することには、情報操作があると、誰もが知ったでしょう。
本当かどうかわかりませんが、
友人が言うには、出生率の予想は、下方修正されることが、よくあると言っていました。





































































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